2010年3月7日日曜日

電線が地下に引っ越し

主だった繁華街では、電柱・電線を地下に移設しています。ゆっくりな進行なのでなかなか気がtきにくいですが。これは街の景観をよくすることながら災害対策でした。阪神大震災からは災害対策の面でも進められるようになったそうです。
欧米の主要都市ではかなり進んでいたのですが、我が国では進行速度がとても遅いです。

繁華街では、男性もなかなかおしゃれになってきました。女性に負けずにブランドを身につけ、香水をつけているのです。
そして街もオシャレに・・というか電柱と電線を地下へ移すのが進行しているようです。
先日、都心を離れた街に行ったところ、歩道がとても広く、ところどころに見慣れない四角い箱がありました。よく見ると電気設備でした。頭上には電線がありませんでした。
近頃、こうした風景に時たま出会うことがあります・・・これが電線を地下に移設した、無電柱化だったのです。

たしかに頭上は遮るものがなく空を見上げることができました。駅に近くなので街そのものはいささか雑然としてはいましたが。

無電柱化はどんな状況なのでしょうか、と思いました。

◆各都市の状況
欧米の主要都市では、相当に進んでいるのだった。
・ロンドン  100%
・パリ    100%
・ベルリン   99%
・ニューヨーク72%
我が国では、
・東京23区 幹線(市街地の一般国道、都道府県道、以下同じ) 42%
・東京23区 全体(市街地の道路、以下同じ)  7%
・大阪市 全体 4%
・名古屋 全体 2%
・京都 全体  2%
・全国 幹線  13%
・全国 全体  2%
(国土交通省HP  2008年度末)

◆電線の地下化の目的
・電気や通信ネットワークの信頼性の向上
・都市景観の改善
・バリアフリー化
・災害時の避難や輸送をスムースに
などあるが、阪神大震災のことで災害対策が重視されてきているそうです。

ところで外国の主要都市で100%も無電柱化されているというのは、その目的はなんでしょうかね。隣国と接していて戦争の絶えなかった国の立地条件の違いがあるのでしょうか。

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