2010年7月4日日曜日

ジンジャエール・トニックウォーター

ジントニックとジンジャエール・・輸入食料品店に、二つ並んで見かけました。久しぶりのご対面で、懐かしいドリンクです。
さて、一体これは何だろう・・と改めて思いました。
そこで1本ずつ買い求めて、早速に飲んでみたところ、ジンジャエールは琥珀色で、やや甘いお酒のような感じです。トニックは翌日に飲みましたが、これは硬質の水、ミネラル水のようでした。

それから調べたところ、
ジンジャエールは、しょうがなどで香味をつけたアルコールを含まない炭酸飲料でした。シャンパンなどの食前酒代わりとして飲まれるとあります。しょうがを煮て味を含ませた炭酸水で、日本では明治時代から販売されていたといいます。ウイスキー・ブランデーを割るのにも欠かせないですね。
琥珀色はカラメル色素で着色、食前酒代わりにそのまま飲まれているといいます。
お酒が続くときはビール風味の炭酸飲料を飲むことがありますが、これも続くと単調になりがちです。ジンジャエールはその代わりになりそうですね。


トニックウォーター
これは水ですが、コクがあるようにみえました。いうなれば濃いミネラルウォーターといったところですか。いろいろな香りのある草や柑橘類の皮のエキスや糖分をく加えた炭酸清涼飲料水でした。
今では主にカクテルのジン・トニックに使われていますが、嘗ては、英国が熱帯地方の植民地で、マラリア防止の保健飲料としてなまれていたといわれます。

2010年6月6日日曜日

赤ちゃんの成長

赤ちゃんのあどけない顔を見ていると飽きないですね。いつのまにか時間が経ってしまいます。また、成長を見ていると感動に感動です。
4ヶ月もすると、よく笑っている。何がうれしいのかな??・・と思いつつその笑顔に、親も子供に恵まれた幸せを覚えます。抱っこしたりおんぶしたり、本当に可愛いですね。
一人目の時は、赤ちゃんにとって見本がない。ところが、少し成長すると、周りの子供を実によく観察しているのです。他の子供と一緒にいるとその子の行動をよく見ている。家に帰ってしばらくすると、親は教えたこともないことをする。それは先ほどあった子がしていたことを真似ているのでした。親は、先ほどの子がどんな事をしたのか、とんと覚えていませんが。


どの乳幼児にも、生後20カ月までに赤ちゃん返りとよばれる退行期が10回ある。母親泣かせのぐずり期です。
飛躍的発展の前兆で、どの子も通る道である。1歳から1歳半にかけてはごまかしがきかなくなってくる。
核家族の今日では、母子が真正面から向かい合うので、母親は赤ちゃんを可愛いと思えなくなる。母親は育児ノイローゼや虐待になりやすい。

子供の脳は、急に発達する時期がある。特に胎児期、乳幼児期、思春期は脳がぐんと大きくなる。この時期にキラやすさが高まるのだ。この時は、子供自身にとっても心身のバランスが崩れやすい。しかし、2歳頃の“いやだー“も12歳頃の反抗記も、心が健やかな印である。

育児の難しさは、この脳の急激な発達期に特に難しい。子供自身が自分の変化に驚き、親にしがみついたり泣きわめいたりするそうです。この現象は新しい認知行動機能が芽生える2~3週間前に起きるといいます。
(参考:産経新聞)

2010年5月9日日曜日

膝関節の痛み

膝関節の痛み・・一番に酷使されるところは膝、体重のかかる関節でしょうかね。更年期頃から始まる人が多いようですね。
人が立つようになって以来の宿命だそうですが。
厄介なものです。長年使ったからでしょうが。

1.関節痛の原因
関節の痛みの一番の原因は、加齢による軟骨の変形と減少によります。
軟骨は、骨と骨とをつないで、滑らかに動かしてくれます。
健康な軟骨は水分を多く含んだ弾力のあるスポンジのようでして、それとは逆に変形・減少が始まった軟骨は、水分がなく古くなってしまったスポンジのようなものです。
このスポンジは消耗品で、擦り減っていくと、動くときに骨同士が擦れ合って炎症を起こし、痛みになります。

2.関節痛の対策
不足している軟骨成分を補うこと
適度な運動で筋力を維持すること
太らないようにすること

3.関節を強くする成分
グルコサミン:軟骨成分の基本で、軟骨を作り擦り減った軟骨を修復します。また、炎症や痛みを抑えます。
グルコサミンはアミノ酸の一種で、カニやエビといった甲殻類の殻に多く含まれています。
1日の摂取量の目安は 1500mg以上。
・コラーゲン:人間の体を構成するタンパク質の一種。軟骨細胞を再生します。
ビタミンCと共に摂ると効果的です。
・ビタミンC:水溶性ビタミンの一種。コラーゲンを生成・保持してくれます。

4.寒い季節の関節痛対策
暖房で室内を適温に冷やさない
カイロやサポーターを使って関節を冷やさない
入浴時には関節を十分に温める。そして関節をマッサージして血行をよくする。
入浴後も冷やさないこと
ウォーキングや水泳など、関節に負担の少ない運動を定期的にすること
外出する時は厚いゴム底の靴を履いて膝への衝撃を和らげること。
運動はとにかくあらゆる機会をとらえる。例えば掃除、炊事など、関節に負担をかけない程度の家事で運動不足を解消することも考えられる。

そうは言っても、ついつい忘れがちになりやすいので、ときどき思い返して続けるようにしましょう。目に見えてはっきりするというわけではありませんが、やればやっただけの効果はあるのですから。

2010年4月8日木曜日

つまみに枝豆

お酒のつまみに枝豆、理にかなっているようですね。
枝豆は、栄養もすぐれ、疲労回復、アルコール分解を促して肝機能を助ける・・・
夏場にもってこいですね。・・でもオールシーズンいけますね。

大豆は古くから栽培されていましたが、食べるようになったのは江戸時代からといいます。
枝豆という名前は、完熟前の大豆を、枝つきのままゆでて食べることから、付きました。

ところで枝豆というのは大豆の未熟の状態のことで、栄養的には豆と野菜の両方をもった緑黄色野菜になるのです。
枝豆にはタンパク質、ビタミンB1、ビタミンB2、カルシウム、食物繊維、鉄分などが豊富に含まれているのです。

・ビタミンB1は、糖質をエネルギーに変え、体内で疲労物質に変わるのを防ぎ、新陳代謝を促し、疲労から来るスタミナ不足の解消に効果があります。
・食物繊維は、便秘の改善に、鉄分は悪性貧血の予防によいです。
・また枝豆には、大豆には含まれていないビタミンA、ビタミンCも含み、枝豆のタンパク質に含まれるメチオニンはビタミンB1、ビタミンCと共にアルコールの分解を促して肝機能の働きを助けてくれます。飲み過ぎや二日酔いを防止する作用があります。
夏場に好んでビールのつまみとして食べられるのはこのような理由からでしょう。

2010年3月7日日曜日

電線が地下に引っ越し

主だった繁華街では、電柱・電線を地下に移設しています。ゆっくりな進行なのでなかなか気がtきにくいですが。これは街の景観をよくすることながら災害対策でした。阪神大震災からは災害対策の面でも進められるようになったそうです。
欧米の主要都市ではかなり進んでいたのですが、我が国では進行速度がとても遅いです。

繁華街では、男性もなかなかおしゃれになってきました。女性に負けずにブランドを身につけ、香水をつけているのです。
そして街もオシャレに・・というか電柱と電線を地下へ移すのが進行しているようです。
先日、都心を離れた街に行ったところ、歩道がとても広く、ところどころに見慣れない四角い箱がありました。よく見ると電気設備でした。頭上には電線がありませんでした。
近頃、こうした風景に時たま出会うことがあります・・・これが電線を地下に移設した、無電柱化だったのです。

たしかに頭上は遮るものがなく空を見上げることができました。駅に近くなので街そのものはいささか雑然としてはいましたが。

無電柱化はどんな状況なのでしょうか、と思いました。

◆各都市の状況
欧米の主要都市では、相当に進んでいるのだった。
・ロンドン  100%
・パリ    100%
・ベルリン   99%
・ニューヨーク72%
我が国では、
・東京23区 幹線(市街地の一般国道、都道府県道、以下同じ) 42%
・東京23区 全体(市街地の道路、以下同じ)  7%
・大阪市 全体 4%
・名古屋 全体 2%
・京都 全体  2%
・全国 幹線  13%
・全国 全体  2%
(国土交通省HP  2008年度末)

◆電線の地下化の目的
・電気や通信ネットワークの信頼性の向上
・都市景観の改善
・バリアフリー化
・災害時の避難や輸送をスムースに
などあるが、阪神大震災のことで災害対策が重視されてきているそうです。

ところで外国の主要都市で100%も無電柱化されているというのは、その目的はなんでしょうかね。隣国と接していて戦争の絶えなかった国の立地条件の違いがあるのでしょうか。

2010年2月10日水曜日

身近な白菜

身近な白菜は今が旬、水分90%といわれますので、冬の鍋で沢山食べても安心ですね。
大晦日には家族ですき焼き鍋を囲んだものです。普段は青背の魚中心でしたが、大晦日には牛肉の上等のところを奮発しました。・・余談ですが、このスタイル、半世紀をはるかに超えていますが未だにこれといった病に取りつかれていません。有難いことです・・

すき焼きといえば旬の白菜がつきもの、そして漬物・・ちょいと調べてみました。

白菜
Chinese cabbage(英)

品種:
アブラナ科アブラナ属。中国が原産。
キャベツと同様、結球する品種と結球しない品種がありますが、 日本で普通に白菜といっているのは結球または半結球するタイプです。

我が国への導入:
日本には明治初年に導入されました。
日清・日露戦争に従軍した日本の農村出身の兵士が中国大陸で白菜を食べて、その大きさや味に感心したのが全国的に広まるきっかけとなりました。

中国から各地に導入された種をもとに、宮城、愛知、石川で、それぞれ松島群、野崎群、加賀群という、日本の白菜を代表する三大品種群がつくり出されました。

明治末期から大正にかけて、宮城県の沼倉吉兵衛が宮城県農業高等学校と伊達家養種園で芝罘白菜(チーフ白菜)の導入に成功しました。松島湾の馬放島という小島で隔離育種したので、松島白菜の品種名を与えられました。農家は島で採取した種を得て栽培し、仙台白菜の名で出荷しました。

同時期に愛知県名古屋市中川区大蟷螂町付近で野崎徳四郎(キャベツやカリフラワーの普及にも関与)が山東白菜の改良を進め、現在のように結球するハクサイができたといわれています。

昭和に入って石川県でも栽培が軌道に乗り、これで現在の主要系統である松島群、野崎群、加賀群という三大品種群が作り出されたことになります。


栄養素:
白菜にはビタミンC、カリウム、カルシウム、マグネシウムなどのミネラル、他にイソチオシアネート(アブラナ科(大根、かぶなど)の辛味成分)なども含まれています。
イソチオシアネートは、消化の促進、血栓の予防、ガンの予防などの作用が知られています。
これらの栄養成分から白菜の効能としては美肌効果、風邪の予防、便秘の改善、利尿作用、動脈硬化やガンの予防などが挙げられます。

昨今、野菜というと、農薬、産地偽装などの問題が噴出し、
有機低農薬栽培などが普及してきているのは良いことです。

出回り期:
全国生産の半分以上が茨城県です。ただし、白菜は暑さに弱いのですが、きちんと結球させるためにはある程度の気温も必要なので、地域によって採れる時期が決まってきます。
7月から10月は長野県
11月から1月は茨城県
2月から3月は兵庫県のものが主に出回ります。

2010年1月20日水曜日

かぶ

かぶは、浅漬け、煮物やみそ汁などでよく食べました。塩加減のよい漬物は歯触りも良く美味しいですね。近頃では口にすることが少なくなってきているようですが。

農薬を浴びた野菜の輸入や産地偽装が問題になり、食品表示について、農産物は「原則として化学的肥料及び農薬は使用しないこと」(農林水産省HP)とし、
そして「有機・低農薬野菜」
のような表示は、農家などの生産者が申請して認定機関の認定を受けることによりできるのです。

以前はそんな心配をしたことがありませんでした。
かぶというと、おふくろの味で、浅漬け、澄まし汁などで食したことを思い出します。

かぶ(蕪):アブラナ科、越年草。別名にカブナ、カブラナ、スズナ(鈴菜)など多数。
根は多くの場合白色だが、赤色で赤蕪と呼ばれるものもあり

春の七草の”すずな”はかぶのことです。”すずしろ”は大根。よく並んで語られ、大根に似ていることから、その仲間と思われがちですが、かぶは同じアブラナ科でもはくさい、こまつななどと祖先を共にする野菜です。


原産地:アフガニスタンあたりか、これに地中海沿岸の南ヨーロッパを加えた地域が原産地と言われています。

ヨーロッパで紀元前から栽培され、今では世界中の温帯地方で広く栽培されています。
日本には、弥生時代に大陸から伝わったといわれています。
「日本書紀」に持統天皇の7年(西暦693年)に五穀(主食)を補う作物として栽培を奨励されています。

用途:
根を食用とするほか、茎や葉などの地上部も青菜類と同様に利用されます。
固いので煮物や味噌汁・シチューの具材として利用されます。加熱すると、一転して非常に柔らかく、口内でとろけるようになる。また、浅漬け、糠漬け、千枚漬け(聖護院かぶら)、酸茎などの漬物に加工される。一般家庭では浅漬けが手軽にできる。


栄養素:
葉-ビタミンA(カロテン)やC、カルシウム、鉄が豊富。

出荷:通年で出荷されますが、3~5月および10~11月が特に多いです。
   東京市場では千葉が最大、次いで埼玉。両県で大半を占めています。

主な品種:
金町小かぶ(かなまちこかぶ)-東京金町付近原産で、最も生産量が多い。通年栽培可能で、根は白く柔らかいのが特徴 です。
聖護院かぶ(しょうごいんかぶ)-日本最大とされ、白くて丸い。京都名物千枚漬けの材料。大きいものは重さ5kg 程あります。